「分譲地開発」始めたきっかけ
「民間工事を自分で作ってやっていかなくては…」
始めたのは平成15年ぐらいですか、土地の開発については。
もう20年ぐらいになりますが、、、
きっかけは建設業をやってきた中、景気もあまり良くなくなってきて、特に公共の工事が少なくなってきちゃったんですね。
今後どういう風に企業として進めて行くかを考えた時に、、、
「民間の工事を自分で作ってやっていかなくてはいけないのかな」そういう考えに至りまして、、、
たまたまうちは「土建屋もやってる、
測量設計もやっている」という中で、
けっこう設計とかは得意だったものですから…
また、土地の購入については地元の方からもけっこう色々と相談をかけられることも多かったですので、、、
それで土地開発を始めたきっかけです。
営業かけずに来る引き合い
「環境のいい住宅ということですかね」
一番はイメージですよね。
生活をした時に「生活がしやすいかな」っていう…
イメージを見た中で、お客さんが決めてくれるんだと思います。
上田市街地に近いということもありますし、
交通網もバイパスがあったりとか、
交通機関も近いということもあったり、
小学校の通学区もけっこう近い所に学校があるということもありますが、、、
「環境のいい住宅ということですかね」
設計された道路状況とか、使用環境とか…そういう所ですね。
あとは、住宅の配置ですか。
配置も、お客さんは南面道路が良いって言う方が多いんですが、北面から入る土地も欲しいという考えの方もいらっしゃいます。
この北面から入るっていう考えの方は、、、
直接家の中が見えないということも考えた時に…
そういう設計ですとか、土地の大きさですとか、
南北の長さを変えるですとか、そういうことなども、住宅の配置を考えながら設計していますので、、、
「見学に来られた人は、けっこうすぐにご成約をされていただいている」そういった状況ですね。
地主さんとの信頼関係
「後継者に引き継いでいただけるようにできますよ」
農業もやっているんですね。
農業を始めたきっかけは、、、
今から13年ぐらい前のことなんですが、
地元で離農して行く人が多いということで、
上田市と農業関係者から「なんとかこの地域で農業をやってもらいたい」という希望があって…私の方に話がきました。
その時「今までやったことないですが、少しずつやってみますか」という話になり…そこからですね、始めたのは。
「農地を持ってる方が、色々なことを相談に来るんですよね、うちにね」
「宅地で売りたいとか、農地のまま継承していきたい、とかね」
自分の土地を伝えていきたいという方には、、、
「うちの方で農業を一時期やって、後継者にまた引き継いでいただけるようにすることもできますよ」という話もしながら…
農業の方にも携わっています。
宅地として売りたいという方は、、、
「上田原近辺で、だいたい離農すれば子供達はできないから」
ということで売っていかれる人が多いものですから…。
それで、土地開発の方も進めてさせていただいています。
他社にはない「高山の売り」
「とにかく環境を一番に重視して計画をしていく」
道路事情がすごく悪いんですよね。
昔の道路のまま、2メーターちょっとぐらいの道路とか、
すれ違いが出来ない道路とか…
ひと昔前になるんですけど、、、
私がまだ不動産を始める前に開発してある場所なんかは、
だいたいが袋小路になっているような道路が多くて…
そういうところを見ていて、、、
「なんとかこの上田原地域一帯の道路が、もっと接合できる環境にしていきたいなぁ」という想いもありました。
「一つだけの場所を見るのではなくて、全体像を見た中で繋がりのある街づくりがしたい」
そういうことを考えながら開発の方は進めています。
「水害が起きない、そういう街づくりも考えていかないといけない」と思っています。
開発するに当たっては、その開発場所でこの水が全部処理できるような形で計画の方は進めています。
あと、全体像で言えば水路環境ですね。
水路環境も、もう50年から60年ぐらい経つような古い水路とか、
そういう所まで含めて、計画していかなければいけないと考えています。
「土地の開発だけではなくて、自治会全体の水路とか道路の環境に関しても、上田市としっかり協議をしながらやっていきたい」
そんな想いで進めています。
ただ単に土地を地主さんに頼まれて、相談を持ちかけられてやっているだけでだめですね。
計画的に一つの土地から…また場合によっては道路を整備していくにあたって、必要な土地も出てきますしね。
そういうことも含めて、こちらから地主さんにも色々とお願いすることもありますね。
「とにかく環境を一番に重視して計画をしていく」
そこを一番に頭に入れながら計画の方を進めています。
将来の夢ってありますか?
「持続可能な街づくりを手掛けていきたい」
「なにしろ、住みやすい住宅環境に根ざした開発をやっていきたい」ということが一番の夢ですかね。
「みんながこの上田原近辺に来て良かった、住んでて良かった」
そう言っていただける街づくりですね。
「持続可能な街づくりを手掛けていきたい」
というのが、やっぱり将来の夢ですかね。